闇の少女と光の少女

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私とは、対照的な女の子と思った。 底抜けに明るく、そして、笑顔を絶やさない。 「第一回!質問ターイム!」 クラスの男子が声高々に宣言した。 すると、それを合図のようにババッと輝を囲うクラスメイトたち。 「わわっ?何々!?」 「転校生が来たなら、欠かせないものだろー。なあみんな!」 『おー!』と教室中がわく。 「あははっ!いいねこういうの!ボク大好きだよ!最初はどんな質問なの?」 クラスメイトの輪の中に、輝が入っていく。
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