☆ミルクの時間☆

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あの事件があった夜 何事も知らない父さんは 一人酒をしていた 「俺にも飲ましてくれよ、スーパーホップス」 「馬鹿やろう。後19年早いわボケ。」 なんて言ってるけど 後12年間待てば 親父が飲ませるもんね(笑) いや 意外に長いか… 「今日は奮発して、お父さんの大好きな「加代子特製オムライス」を作ってみたのよ❤」 「どうしたんだお前!! それはめでたい時にしか作ってやらないって…。」 「今日だけ特別よ。 後お前じゃなくてたまには加代子って言ってくれないの…」 「なっなんだよいきなり。」 「言ってやれよ親父(笑)」 「じゃかましい!! ガキは黙って寝てろ」 「言ってくれないの…」 「かっかっかょこ…?」 「噛みすぎ❤」 「ハハッ何だか初心に戻ったみたいだ…」 「そうね、あの時はどっちもやんちゃな事ばっかりしててね」 「加代子は学校でかなり浮いてたもんな。」 「女番長って言われていつもイライラしてたかな…。 あの時は親の虐待の せいで私どんどん 悪い方向に行ってしまって 仕舞いには、 他校の女子生徒と喧嘩になった所を警察にばれて鑑別に入れられた事もあったな。」 母さんそんなに悪かったの!!
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