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二人の声を聞いて
先生が駆け付けた時には
純也と恭介は
完全にのびていた
「善信君。貴方がやったの…」
「なんだ、説教かババア!!
あいにく俺はセンコーが
きれえなんだよ。」
その場から逃げようと
した善信を先生が
右腕を掴んだ。
その後左から
ビンタが飛んできた。
「なっ何すんだゴラア!!」
「貴方は何をしたか
解ってるの。
善信君がやってる事は
そこら辺の不良と
一緒じゃない。」
「男にはプライドがあんだよ
舐められたくねえと
思ったやつは片っ端から
ぶっ飛ばし、
けど仲間になんかの危機が
あった時は例えこの命が
無くなったとしても
全力で助けた。
俺はそうやってずっと
突っ張ってきたんだ。
それをそこら辺の不良と一緒にしてんじゃねえ!!」
善信は掴まれてる右腕を
振り払い、トイレを後にした。
その後何事も無かったかの
ようにその日は終わった。
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