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少年「よし、行くぞ」
少年がシェイルを背負った時、シェイルが話しかけた。
シェイル「あなたの……名前は……?」
少年はシェイルの剣を拾いながら答えた。
少年「ん?俺か?俺は万屋『風華月天』をやってるアーク・ヴェルスターっていうんだ」
少年、アークはそう答えた。
シェイル「……そう……よろしく……ね……」
そう言うとシェイルはアークの背中で意識を手放した。
アーク「ん?おーい、生きてるかー?死んだか?」
そう言って見るものの答えは返ってこなかった。
アーク(おいおい、本当に死んだんじゃねーだろうな?確かに傷を負ってたけど……)
そう思いながらゆっくりと家に帰ろうとしてふと思った。
アーク(そういやーこいつ結構血流してたな。多く出すぎたか?)
そう思いながら、アークはシェイルを背負って風に乗り、その場を後にした。
これが、風と雷の出会いであった。
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