0人が本棚に入れています
本棚に追加
アークはメイリンにそう話したあと、シェイルの頭に手を乗せた
アーク「確かにその生き方はある意味、間違っちゃいねーよ。だけどな、この嘘つきだらけの世界で生きてくには、もうちょい賢くならねーとな」
シェイル「……賢く?」
シェイルはアークの言った意味が解らず聞き返した。
アーク「そ、賢く…と、言うよりはずる賢くって言った方がいいかな~」
シェイルは、アークの言葉の意味が全く分からず、アークが何か言うのを待っていた。
そして、急に乱暴に頭を撫でられた。
アーク「な~に、今解らずともこれから教えていってやるから。そのために連れて来たんだしな!」
シェイル「……痛い」
アークは思案顔のシェイルに笑いながらそう言った。
シェイルから来た返事は不平だったが…
アーク「おっと、悪かったな。まぁ、いろいろ教えてやる前に今はともかく風呂に入ってこい」
最初のコメントを投稿しよう!