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アークはそう言って、乱暴に撫でたことを謝り、メイリンの方にシェイルの体を押した。
アーク「ともかく、そいつ(メイリン)は敵じゃねーから従っとけ」
シェイル「……」
メイリン「なんで私が……」
アークの言葉にシェイルはうなずいて、メイリンは不平をもらした。
アーク「しゃーねーだろ?多分、風呂のことなんか知らねーだろーし、俺が一緒に入る訳にもいかねーし、そうなるとお前しかいねーじゃん」
メイリン「それは……そうだけどさー」
アークはメイリンの不平に難なく答え、メイリンはアークが言っている事が正論なので言い返すことができなかった。
最終的に、メイリンが渋々納得する形で話は終わり、シェイルと共に浴室に消えていった。
アーク「ふぅ~、さてこれからあいつに常識と、武術と、話術と……あ~、後何教えりゃいいんだ?」
アークがシェイルをこれからどうするかをしばらく考えていると、部屋にメイリンが入ってきた。
顔を引きつらせて……
アーク「………どうかしたのか?顔がすごい事になってるぞ」
メイリンの顔を見て戸惑いながら聞いてみた。
メイリン「顔がすごいってどういうことよ……まぁ、それは置いといて、なんかすごい事になった」
アーク「すごい事?」
アークは、メイリンの言葉を渋い顔で聞き返した。
メイリンは、見ればわかる、と言い金色の何かを引っ張ってきた。
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