黄色ノ王国・歪み

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<今まで>が歪み始めたのは女の子が王女になってすぐのことでした。 「あの少年が気に入りました。城に連れて来なさい」 それはある農家の少年でした。 少年は流れるような金髪を持っていました。 農家の家族は必死で引き止めましたが、王女は憲兵を寄越し無理矢理少年を奪ってしまいました。 彼女は彼を無理矢理召使にしてしまいました 彼女は彼を二度と家に帰さないようにしました。 少年の家族は深く悲しみました。
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