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玄関前、鍵を開けて中に入る。
「ただいまぁ」
と言ってはいるけど、聞く相手はいない。
親はまだまだ仕事。
リビングの扉を開けると、
そこにありえない光景が広がっていた。
「・・・・・!?」
見たことない白い長髪の少女と人型の獣がいた。
そいつらは俺の部屋で冷蔵庫を漁っていた。
突然のことに俺の頭の中はわけも分からずショート寸前だった。
なぜ、獣が。
俺の部屋に。
少女は何。
冷蔵庫、・・・開けっ放し。
そして、そんな俺からやっと出た言葉。
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