0人が本棚に入れています
本棚に追加
1.海藻人間計画
1.エロストリーム物理学の発見
すべての始まりは、第毛次世界大戦開始直前、エロストリーム粒子(りゅうし)の発見と、GC内でのエロストリーム物理学の公表からである。
ある一定のサイズまで拡大・縮小でき、コンピューターが記録した形状を、瞬時に構築できるこの粒子は、(詳しくは、エロストリーム物理学の項を参照)GC内での兵器開発の重要点となった。
これは当時から現在まで主にエロススーツの開発、実用に使われたが、この計画でも重要な点を担っていた。
2.計画
オノ家の反乱開始から2ヶ月後、ギレン・オノはエロススーツの他に、通常の兵器を持ち、生身で白兵戦を挑んでくるキムランド兵を想定し、兵器開発部に以前から研究していたサイボーグの本格的開発を進めるように要求する。
そしてワカメなどの細胞を人間に移植、さらに体を改造するという計画が生まれる。開発部はこれを、「海藻人間計画」と名づける。
3、改造(海藻)被験者は二人、当時優秀なパイロットで赤い毛星といわれていた涼宮ハルキ(ゲジータ)と一般兵(コードネームNORI)である。
実験は成功。
二人とも常人を超える戦闘力を手に入れる。
二人は、海藻人間01(ゲジータ)同じく02(NORI)という新たなコードネームを与えられる。(しかしゲジータは主にパイロットとして活動していたため、このコードネームはあまり使われていない。)
しかし02は成功こそしたが、海藻細胞に対し、血液が拒絶反応を起こし、水分を与えた乾燥ワカメのように膨張する現象が起きた。(リジェクションとよばれ、最終的には死に至る)
そのため02は定期的に血液と気分的に眉毛を交換する必要がある。
最初のコメントを投稿しよう!