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2.EE
1.計画の意義
当時サイボーグ計画(海藻細胞の使用が決まる以前、初期段階でのこの計画の名称)では、電気ウナギの細胞を使用するはずであった。
だがそれは理論上不可能と判断され、計画は海藻細胞を使用するものへと変わった。
しかし初期海藻人間開発成功後、開発部がウナギ形ナノロボット(人工エロストリームとも言われる。詳細は後述)の設計、開発に成功した。
これを使用することにより電気ウナギの細胞を持つより強力なサイボーグ、「イールノイド・海藻人間03」の誕生を可能とした。
また改造(海藻)被験者は、昭和60年時点で別の実験で、ある程度肉体を改造されており、01(ゲジータ)の実母でもある少女Tが自ら志願し、選ばれた。
2.ウナギ形ナノロボット
ウナギ形ナノロボット(以下ウナロボット)とは、エロストリーム粒子の物質構築による、強化服などの非生物物質の構築、それに加え、エロストリーム粒子にはできなかった、人間の改造(海藻)、人体の傷の再生などの機能を有した、細菌サイズのロボットである。
03はこのウナロボットによる改造(海藻)を受け、彼女の体には大量のウナロボットが居る。
そして強化服(詳細は後述)の形成、強化服の傷、体に受けた傷の回復など、無くてはならない存在となっている。
またウナロボットは、後の海藻人間の量産においても使用されたが、適合できなかった者は死亡する。
3.実行
まず、03が個室に入り、そこに電気ウナギの細胞を持ったウナロボットを散布する。
その後フルフルと交配し、足りない電力を補い、終了。余談だが、このとき彼女とフルフルの間に子供ができている。
その子供は猿に近い生物であった。
現在、福岡県北九州市内の動物園で飼育されており、他の猿達と共に生活している。
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