〇俺、ここでやってけるかな?

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「あなたが季咲先生ですか…」 近付いて来た先生が俺をじろじろ見ながら言った。 「そっそうですけど…」 すっげー見られてんだけど… 軽く恥ずかしいんですけど… 「申し遅れました。私は音楽担当で堺 帝といいます」 「あっはい…堺先生ですか」 礼儀正しいなぁ― 背高いし…またしてもイケメンだ…キレイな銀髪に合ってるな―☆ 「ところで集会に出てませんでしたけど、何か事情でもあったんですか?」 ひっ…きた――( ̄□ ̄;) ここはとりあえず正直に… 「えっと…すみません。寝坊しちゃって…」 うぅ…恐いよ―なんか涙出そう… 「寝坊ですか…とりあえず後で音楽室に来てくれませんか?」 …音楽室?あっ音楽担当の先生だから? そこで説教か… いやだな―でもしょうがないか… 「はい…後でいかせてもらいます…」 俺がそう言うと堺先生はにっこり笑い、何故か俺の頭をくしゃくしゃ撫でている… .
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