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万堂「てめぇ、さっきからなにをごそごそとやってやがる!」
水樹「ん?じっとしてると落ち着かなくてね」
要は万堂とのやり取りを聞きながら水樹の腕を見ていた。
「縄が解けかかってる。あと少し……」
そう思っているとついに水樹の縄が解けた。
すると水樹は万堂を両足で蹴り飛ばし、靴から小型ナイフを取り出す。
自分と要の縄を切り、二人は解放される。
要「礼を言うぞ、神谷」
水樹「いいってことよ!」
万堂「てめぇら、覚悟しとけよ!」
万堂がそう言うと学ラン姿の男たちが二人を取り囲む。
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