Masked Rider System

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「えっと、ノートと教科書に筆箱………あ、ケータイ忘れるとこだった。それじゃ行ってきまーす…………誰もいないけど」 俺は神谷水樹(カミヤミズキ)。 天龍寺高校3年生、バスケ部主将。 自分で言うのもあれだが成績優秀、スポーツ万能、ルックスも校内一のイケメンと言われるほどの完璧な少年だ。 嫌いなことは暇な時間で、めんどくさいこと。今は両親が二人揃って海外に出張中だから、仮一人暮らししてる。 今の高校3年生は受験シーズンだけど、俺は超一流大学に特待生として入学が決まっているから暇な日々を過ごしてんだ。つまり、俺にとって地獄のような日々なんだよなぁ。 「水樹おはよっ!」 水樹「おー飛鳥、おはよう」 彼女は野口飛鳥(ノグチアスカ)同じく天龍寺高校3年生、吹奏楽部部長。 あんま言いたくないけど、成績は中の上でスポーツは少し苦手。 校内一の美女と言われている俺の最高の彼女。 好きなことは俺と一緒にいること。 ……って言ってる夢を前に見た。
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