B★RS

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ドックン 《私の中の全ての勇気が》 「暖かい……」 (これがミク姉の中に眠る巨大な可能性。勇気の塊だよ!) 「私の……勇気。ねぇ、リン?」 (何?) 「ずっと隣にいて、私を支えて。」 (分かったよ。) 《火を灯して》 「ありがと。」 ミクの左目から青白い炎があがってゆく。 しかしそれは魔王の様に禍々しくなく、むしろ神々しい輝きを放っていた。 『答えは決まったか?』 「えぇ決まったわ。私の出した答え…それは」 左手に持っているレーザー砲のエネルギーもいつの間にか満タンになっている。 《もう逃げないよ!》 振り向き様にレーザーを四発、魔王に向け放つ。 意表を突かれた魔王は辛うじて避けるが跳ね返って来たレーザーをまともに食らってしまう。 「貴様を討つ!」 『そうか…残念…どうやらもう御別れの時間のようだ。そこの傀儡と共に死に去らせ!』
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