†第2夜† 光りを目指して

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   「あら、乃依…?」  リビングには、乃依が居なかった。 綉舳は、妹を探しに家の中を探し始めた。 「乃依、何処にいるの?」  綉舳は、部屋や廊下の電気を点けて広い一軒家の中を探す。 「居た。」  綉舳が最後に来た部屋に電気がついていた。  その部屋は、両親の寝室だった。 「乃依…こんな所に居たのね。」  綉舳は、言いながら中に入る。 すると、乃依がベッドの上で眠っていた。 「乃依…頑張ろうね。お姉ちゃん頑張るから…お父さんとお母さんの代わりになるから…。」   
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