4270人が本棚に入れています
本棚に追加
哀しいことが起こる……
そんな…未来を知れて
いたなら……
あなたを……守れたのに…
「2人とも…愛してるわ。」
母親は、姉妹を抱きしめた。
「お母さん、どうしたの?」
少しわがままで甘えっ子の次女・乃依(のい)は、母親のいつもと違う様子が気になった。
「ううん。なんでもない。」
母親は、言って娘の髪を撫でる。 そして…夫と見つめ合った。
「「(この子たちは、守ってみせる。)」」
夫婦は、見つめ合い誓い合った。
「さぁ、学校に遅れるわよ。」
最初のコメントを投稿しよう!