†第1夜† 運命の殺人事件

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    哀しいことが起こる……   そんな…未来を知れて  いたなら……  あなたを……守れたのに… 「2人とも…愛してるわ。」  母親は、姉妹を抱きしめた。 「お母さん、どうしたの?」  少しわがままで甘えっ子の次女・乃依(のい)は、母親のいつもと違う様子が気になった。 「ううん。なんでもない。」  母親は、言って娘の髪を撫でる。 そして…夫と見つめ合った。 「「(この子たちは、守ってみせる。)」」  夫婦は、見つめ合い誓い合った。 「さぁ、学校に遅れるわよ。」   
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