†第1夜† 運命の殺人事件

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   「はーい。行こう、お姉ちゃん!」  妹は、姉の手を取る。 「お父さん、お母さん…行って来ます。」  娘2人は、元気に学校に行った。 「あなた…行きましょうか。」 「あぁ…。」  夫婦は、家を出た。 「いや~よく来たね。」  夫婦が訪れたオフィスには、不適な笑みを向けた男が待っていた。 「お久しぶりです、磬一郎さん。」 「舳菜(ユナ)…やっと逢いに来たね。」  女を見つめ男は、笑う。 「いつまで私を縛るんですか?」   
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