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「琉さま、新しいメイドを連れて来ました。」
「やめて下さい。」
「ホラ、こっち来い!」
「やめて下さいっ、琉さまっ!!」
中から悲鳴に近い声が聞こえてきた。 横のメイド頭が眉をひそめる。
「琉さまっ、新しいメイドを連れて来ました。お目通りお願いします。」
大きなノックをした後大きな声でメイド頭は、声を掛けた。
バンッ!!
これ幸いと若い女性が一人胸元を押さえて飛び出して行った。
「琉さま…困ります。メイドたちがまた…辞めてしまいます。」
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