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メイド頭は、部屋に入るなりお説教のように言った。
「いいだろう、俺のメイドだろう。」
ベッドに座りまさに踏ん反り返って偉そうに言う。
「琉さま…私たちは、あなたのお父様に雇われています。 あなたのメイドは、居ません。」
メイド頭は、言って一呼吸おく。 琉がメイド頭の後ろに居る少女に気がついたのを感じ取って
「しかし…今日からあなただけのメイドが出来ました。」
と…話し始めた。
「その娘……“誰”?」
琉は、目つきを変えた。
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