†第5夜† 人形=メイドの意味

7/11
前へ
/216ページ
次へ
   「この娘があなただけのメイドです。櫻さん、こちらへ。」  言われて乃依は、横に立った。 「君……名前は?」  琉は、舐めるように乃依を見る。 「挨拶なさい。あなたの主・桐島 琉さまよ。」  メイド頭は、非情に伝える。 「初めて…今日からお世話になります。櫻 乃依です。」  琉に挨拶した。 「ふぅん…」 「それでは私は、失礼します。」  メイド頭は、言って部屋をでて行った。乃依は、メイド頭の出て行く姿を不安げに見ていた。 「乃依、おいで。」   
/216ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4270人が本棚に入れています
本棚に追加