†第6夜† 離れていく姉(ふたり)妹

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   「カハッ!」  乃依は、蜜を吐き出した。 「乃依…頑張ったね。」 「んっ…ぅん。」  琉は、乃依を膝の上に座らせてキスをした。 「少し休んで行ったらいいよ。」  琉は、乃依を抱き上げてベッドに寝かせた。 「(変な人……)」 「乃依…俺のモノだよね。」  琉が優しく言ってくる。 乃依は、そのギャップに心をわしづかみにされた。 「(!!)」 「乃依…俺も一眠りする。」  琉は、横に寝転んだ。 乃依は、胸の高鳴りが止まらなかった。  嫌な事をされてるのに…心は、奪われたまま。   
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