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ましてや姉に毎日の琉との事は、言えずにいた。
「乃依…毎日大変でしょう?」
部屋に帰ると姉が心配して聞いてくれる。
綉舳は、夜8時に磬一郎から解放される。
だから…妹よりも1時間早く部屋に戻るのだった。
「最近乃依と話してないわね。」
「うん…。でも…毎日お姉ちゃんと部屋で逢えるし眠れるから大丈夫。」
乃依は、にっこり笑って言った。綉舳は、乃依を抱きしめた。
「此処から出ようね。」
「うん…。」
乃依は、身体だけを求められる関係は…嫌だった。
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