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「はぁ…はぁ…」
乃依は、磬一郎の寝室に着いてドア前で出て来るのを待った。
「ん?」
たまたま近くを通った琉は、父の部屋の前に居る乃依に驚いた。
「乃依っ!!何やってる?」
「琉さま!」
乃依は、驚いた。 琉は、乃依の腕を掴んで自室に入る。
「何やってんだよ!」
琉は、乃依を座らせて説教を始めた。
「お姉ちゃんが別の部屋に移るって置き手紙して居なくなったんです。」
「えっ?」
琉は、乃依の言葉に気にかかった。
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