†第8夜† 姿を消した綉舳

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   「だから、お姉ちゃんが置き手紙を残して居なくなっちゃったんです。だから…磬一郎さんに聞けばいいかと……。」  乃依は、語尾を弱めて言った。 「そうか。」 「お願いします。磬一郎さんにお姉ちゃんの事聞かせて下さい。」  乃依は、土下座をした。  琉は、乃依をベッドに座らせた。 「おいで…」 「琉さまっ!!」  ベッドに寝かせて乃依にキスする。 「いやっ、やめてっ!!」  乃依の言葉は、無意味だった。  琉の手は、服の中へ中へと忍び込んでいく。   
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