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「ゆっくり休め。」
乃依に布団をかけて琉は、制服に着替える。
「琉さま。おはようございます。起きていらっしゃいますか?」
「今、飯食いに行くから用意して待ってろ!」
琉は、少し怒ったように訝玖に言った。
「はい。」
訝玖は、これ以上機嫌を損ねないようにドア越しで待っていた。
「何でお前居るんだよ。」
部屋から出て来て琉は、訝玖に悪態をついた。
「今日は、乃依さまの転入続きを頼まれたので残りました。」
「へ~乃依を転入するんだ。」
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