†第8夜† 壊れゆく心

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   「ゆっくり休め。」  乃依に布団をかけて琉は、制服に着替える。 「琉さま。おはようございます。起きていらっしゃいますか?」 「今、飯食いに行くから用意して待ってろ!」  琉は、少し怒ったように訝玖に言った。 「はい。」  訝玖は、これ以上機嫌を損ねないようにドア越しで待っていた。 「何でお前居るんだよ。」  部屋から出て来て琉は、訝玖に悪態をついた。 「今日は、乃依さまの転入続きを頼まれたので残りました。」 「へ~乃依を転入するんだ。」   
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