4268人が本棚に入れています
本棚に追加
/216ページ
学園長は、立ち上がって訝玖を迎えてくれた。
「お久しぶりです。」
「今日の用件は、聞いてるよ。」
言われて訝玖は、一礼した。
「うちに聡明な娘が来てくれるなら大歓迎だよ。」
「ありがとうございます。こちらが転入する櫻 乃依さまの資料です。」
「うん。公立に居たなんて思えないなぁ。」
資料を見て言った。
「学園長。宜しくお願いします。」
言って訝玖は、部屋を出て行った。
学園長は、資料をにっこり笑ってお茶を飲む。
「喰えないひとですね。」
最初のコメントを投稿しよう!