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訝玖は、学園を後にした。
一方離れに移された綉舳は、淋しかった。 妹を守る為に毎日あの男に穢されるのがどうしても納得出来ずに苦しんでいた。
「乃依…頑張るからね。…乃依……逢えなくても頑張って。」
綉舳は、言って妹を守る為に自分を殺す事を決めた。
「乃依。まだ…起きれないで居たのか?」
琉は、帰って来て直ぐにベッドに寝ている愛しい人形に声をかけた。
「あっ、お帰りなさい!」
乃依は、起き上がった。
「乃依…イイ格好だな。」
言われて乃依は、ハッとした。
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