†第8夜† 壊れゆく心

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   「いいよ、そのままで。」  乃依は、布団で慌てて隠す。 「おいで。」  琉は、言って乃依をベッドに倒した。  また…同じ夜に染まる。 「綉舳…帰ったよ。」  綉舳は、ベッドに座ったまま身を固めた。 「“お帰り”は?」  磬一郎の瞳が狂気に染まる。  ・・・・・・ 「お帰りなさい…。」  綉舳は、震えながら言った。 「よし。おいで。」  綉舳は、ベッドに座る磬一郎に近づく。 「んっ!!」  キスをされて綉舳は、ベッドに倒れた。  心が壊れていく…。   
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