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「あっれぇ?」
「琉、可愛い娘連れてるじゃん。」
「煩い。」
琉は、群がる男子たちに言った。
乃依は、男子たちに囲まれて困った。
「可愛いね。」
「名前は?」
「煩いっ!!」
琉は、一喝して乃依を連れて教室に入る。 ざわつく教室が一瞬にして沈黙に包まれる。
学園一の人気者と見知らぬ人形のような美少女が一緒に教室に入って来たからみんなあまりの驚きで黙ってしまった。
「皆さん、おはようございます。」
沈黙を破ったのは、朝のHRに来た担任だった。
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