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担任は、スーツ姿の男2人に話した。
「ご協力感謝します。 櫻 乃依さん。我々は、刑事です。一緒に署までご同行下さい。」
2人の男は、刑事だった。乃依は、質問することも叶わず車に乗せられた。
「お姉さんは、先に署に居ますから。」
刑事は、言って緊張を和らげてくれる。しかし…乃依は、気分が悪くてしかたなかった。
「乃依っ!!」
「お姉ちゃん……」
刑事に支えられて歩く乃依に姉・綉舳(つゆ)は、駆け寄った。
「どうしたの?」
「…お姉ちゃん……」
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