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動かない足を必死に、
動かそうと頑張る。
と鎌がギリギリ当たらない所で俺は、足を動かす事が出来た。
『ハアハア。』
危なかった。
後少し遅ければ、死神の鎌で死んでいたかもしれない…。
だが俺は、
足を動かした事によって死神と目を合わせてしまった。
死神は俺の魂を、どうしても回収したいらしく何度も攻撃してくるのだ。
そのたびに、
交わす俺。
【人間よ。大人しくするが良い…。】
大人しくしろと言われて、大人しく出来るわけないだろ!!
俺は必死に避ける。
しかし、部屋の中は狭く俺は壁に背後を捕られてしまった。
【ここまでだ人間よ。】
死神が、
ケタケタと気味の悪い笑い声を出す。
逃げられない。
俺は、自分の死を覚悟する。
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