天の御使いは女の子!?

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黄巾党が雫を追いかけている所を一人の少女が通りかかった。 「危ないです!退いてくださーい!」 「おや?どういたしました?」 「いいからそこを退いてくださーい!巻き込まれますよー」 「そうか、それは主の言っていたピンチ?と言うやつですな」 「ど、退いてー」 「此処は私にお任せを」 少女は雫の後ろにいる黄巾党へと走っていった。 「あ、ちょ、危ない!」 少女は黄巾党に攻撃をした。 「はあああぁ」 「っうはぁ」 「うりゃああぁ」 「ぐはっ」 少女は次々と黄巾党を倒していった。 (いいがげん俺としゃべろうぜ雫) 「あ、忘れてた」 (おいおい、まぁいいや、俺は夕(ユウ)って名前だ) 「夕ね、それで貴女は誰?」 (そうだな、雫のもう一つの人格とでも言おうかな?) 「もう一つの人格?どう言う事?」 (そうだな、雫があそこにいた時に出来たんだけどなお前が今まで気がつかなかったんだよ) 「そうなんだ・・・なんかごめんね」 (別にいいけどよ、あの女はどおすんだよ) 「そうだった、助けないと」 (雫、お前戦えないだろ) 「そうだった・・・どうしよう」 そんな時だった雫そう後ろからあの少女が話しかけてきた。 「ちょっといいですかな?」 「え?なんで此処に?」 「何でって黄巾党を倒しましたから」 「え?倒した?一人で?」 「はい、ところで何故このような場所に貴女がいるのですか?」 雫は管路の事とこの世界に飛ばされた事を話した。 「ほほう、そのような事があったのですか」 「はい、それより貴女も何でこんな場所に?」
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