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    「うぅ…さみぃ…う~ん…ムニャムニャ」 「寝たふりなどせんでいいから、早く朝食を食べなさい。……全く。学校に遅れる」     ため息を一つ落とし、留火はベッドに足を掛け、 まだ頑固に目を開けようとしない優留の腕を掴む。   驚いた優留が目を開けると、留火はその腕を自分の首に回しひょいっと優留の身体を抱き上げた。    
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