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まだ笑いが止まらない留火が、肩を震わせながらも、同じ様に優留のベッドに身体を滑り込ませた。
「なぁ、優留。…聞かせてくれないのか?」
「…何をっっ」
「優留が何で発動したのか…」
「う~、…留火さんの悪趣味っ…。大体、ずっと隠してるなんてズルイよっ」
「なんとでも…」
少し広くなった背中に、身体を寄せた留火が、
優留の顎を捉えて、自分の方へと振り向かせる。
元々無理な体勢だった優留は、観念して、身体ごと留火の方へと向けなくてはならず…。
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