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ずっと、片想いをしていた中学生時代。
好きな人さえ居なかった枯れた高校時代。
高校卒業して家を出て、初めて彼氏が出来たのが１８歳。
その時には既に結婚願望が強かった私。若いママにも憧れを抱いていた。
けれど、私には一つの夢があった。『声優』という夢。
ずっと勉強を重ねる中で、出会う男性もまた役者を目指す身。結婚なんて夢のまた夢だった。
私も夢を掴みたいと必死だった。
事務所のジュニアとしていくつか仕事をこなしてはいたものの、厳しい現実と向き合い声優の道をこのまま続けるか迷いが生じた時、元旦那と出会った――
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