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私は短気な部分があり、特に連絡もない時にはどうしようもないイライラを全部メールで翔太にぶつけてしまっていた。
勢いに任せて、随分と酷い罵るようなメールを送った事もある。
翔太の私に対する態度も冷たくなる事が多く、頭に『離婚』の文字が過ぎったのも一度や二度じゃなかった……。
そりゃそうだよね……。
付き合い始めたばかりのラブラブな彼女が居れば、口うるさい私の事なんて邪魔な存在でしかなかったに違いない。
私が翔太の帰りをひたすら待って、仕事に家事育児と全て一人で頑張っていた事も、翔太にしてみればどうでも良かったのかな……
でも、私が不倫の真実を知る事となるのは、まだまだ先の事――…
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