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私『うん…あのね、借金あって…』
私の話がまだ終わってないというのに…
直樹『借金ってオマエまだ18じゃんどこで借りたの?わけわかんねー』
言いたくなかった理由なだけに私の瞳には涙が溜まっていた。
私『直樹にはわかんないよ。あたしの借金じゃないもん。って言うか、うちの親の店が潰れて…借金が溜まってて…怖い人が家に来て…お母さんが首ツリ自殺しようとしてたのたまたま見て…こーなっちゃったんだよ!あたしだってしたくてしてるわけじゃないんだから!』
ちょっと強く言ってしまった。
直樹『…オマエ…
だからって…
あんまりだよ。
俺より親が大事なのかよ。
オマエ最低だな…
別れよ』
プツッ プープー
2年の恋は呆気なくおわったのだった!
つーか、親のが大事で最低だって…
オマエのが最低だー
友達は気まずそうにタバコを吸い少し早いが帰って言った!
その時の友達は『頑張れよ』とだけ言い帰って行きました。
だが私は見てしまった。
ほんのり涙目だった友達の姿を…
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