とうりゃんせ。

7/19
前へ
/20ページ
次へ
ハナは地主の娘、だが、生まれつき片目がくっついてて、見えてる目も目の付きが悪かった。 幼なじみのみんなは、ハナとは誰一人遊ばなかった、唯一遊んでいたのは僕とお袖位なものだった。 -でも、それだけじゃない- 僕は誰よりも知っている、誰よりも優しく、思いやりがある。 …だから、大人達がハナの目を治せるかもしれないと言った日、僕は決心したんだ。 -ハナの目を治したい- ハナの笑顔が見たいと思ったんだ。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加