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Side直
ピーンポーン…
今日は何だかお客さんが多いです。私は『はーい』と言いながら玄関へと向かいます
『どちらさ…ま……』
『お久しぶりですね、カンザキナオさん』
ニッコリと笑い、私を抱きしめているのは…間違いない、よ…よよよよよ……
『ヨコヤアァアアアァアアァアアアァァ』
すぐ後ろにいつの間にか居た秋山さんが絶叫し、私からヨコヤさんを引き離し、更にヨコヤさんに華麗な飛び蹴りを決めました。…正直、アレは痛いと思います
『グフッ…酷いじゃないですか、秋山君』
『黙れ、ド変態が。彼女に何の用だ』
秋山さんはヨコヤさんを睨みつけ、何度も何度も足蹴りしていました。ヨコヤさんは私を見てニッコリ微笑むと…
『カンザキナオさん、正直に言いましょう。貴女に惚れました。結婚を前提に付ry』
『死ねえぇえええヨコヤアァアアアァ!』
秋山さんの右ストレートが決まり、ヨコヤさんの頬は真っ赤になっていました
『煩いな、近所迷惑…あ、ヨコヤじゃん』
フクナガさんも奥から出てきてヨコヤさんを見るなり嫌そうな顔。ヨコヤさん、相当嫌われてるんだな……
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