第4話:波乱の王様ゲーム

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…棒が全て引かれ、こうなった。 『わぁい!王様ですっ』 ナオちゃんは楽しそうに王様棒を持ち上げる。これは勿論、俺が仕組んだ罠。ふふ…こりゃ楽しみだな… 『あ、ナオちゃん。命令は『王様と●番が●●』って言っても大丈夫なんだよ?』 『え?そうなんですか?』 ナオちゃんの顔がぱぁっと華やかになる。こりゃ秋山とイチャイチャしたいんだなぁ…まあ、そんなのさせないけどォ? 『ナオちゃん、秋山はね』 俺が指を2と指す。ナオちゃんに見えるように見せた。あはは、勿論この番号は俺の番号。秋山には全く見えちゃいない…こりゃ俺の大勝利ー! 『フクナガさん…』 『ナオちゃん、秋山好きなんだろ?知ってるから…俺のせめてものの恩返し』 『ありがとうございます…!』 ヤバい、秋山が怪しみだした。『ほら、ナオちゃん!』と背中を押す ナオちゃんは やっぱり 馬鹿だった
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