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『あ、秋山さんッ!?』
『どうした?そんな顔をして』
秋山さんでした。首を傾げていつもの怪しい微笑み。私はウルッと目を潤ませて思わず秋山さんに抱き着いてしまいました。
『ちょ…っ!?』
『秋山さん…!本当に秋山さんですか!?秋山さんなんですよね!?』
『俺以外に誰が居るんだ?』
『良かった…ッ良かったぁ…』
涙が止まりません。約二ヶ月ぶりの再会に心の底から嬉しいのです。私がふと秋山さんの足元を見ると大きな荷物が二つ置いてありました。
『秋山さん…それ、何ですか…?』
『話がある。…入っていいか?』
『へ?あ、はい。汚いですけど、どうぞ』
秋山さんは大きな荷物を持って部屋へとズカズカ入っていく。私は慌てて、玄関のドアを閉めた。ドアはギィッと音を立てて、ガタンという古い音を外に残し、閉まった
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