プロローグ

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そうして時間だけが過ぎ行き、 ルシア・ガイナがやってくる日がきた。 父上と母上はお前の思うようにしなさいとおっしゃって下さった。 私は婚約の申し出を断った。 国の事を考えると正しい選択でないのは明確であったが、皆反対しなかった。 元々仲が良い国だから、ガイナ国も理解してくれるだろうから、と。
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