706人が本棚に入れています
本棚に追加
「うわっと」
それをギリギリのところで避ける俺。何か俺かっこよくないか?
「はっ、テメェ少しはやるみてェだな」
何故目の前のこのお方はこんなにも嬉しそうなんでしょうか。
「俺は別に喧嘩し、っっ!!」
喋ってる途中に殴りかかられて慌てて避ける俺。
「人の話聞いてます?」
「あ゙?なんだよ」
「俺は別に貴方の喧嘩を止めるつもりはない。ただ、殴るのはやめよう!ほら…あの子のHP(ヒットポイント)はもうゼロよ。」
「…結局は止めてんじゃねぇか。殴らずに喧嘩なんて無理だろ」
「戦争するよりSEXしよう。そこは暴力でなくSEXで勝負してみるのはどうだろうか?」
キラっ☆
「……………………はァ?」
「だから、あの子とSEXしたらどうだって言ってるんだ」
キリッ!
「…いや、だから何でそうなるんだよ?」
困惑してる不良君萌え!
俺はすかさずポケットからデジカメを取り出すとパシャリと写真におさめた。
んー、いい出来だ。
もう一枚撮っておこう。
最初のコメントを投稿しよう!