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「おい…テメェさっきから馬鹿にしてんのか?」
心無しかデジカメ越しに見える不良君の額には青筋が浮き上がってるような?
もしかして怒ってらっしゃる?
俺はまたすかさずパシャリと写真を撮る。
眉間の皺が何とも言えない怒りを表してるな、うん。今にも殴り掛かってきs
「殺す」
その声と共に不良君の拳が俺の鳩尾に入った。まさにクリティカルヒット。
「っ!……」
油断してたにしても……何の受け身もとれないなんて、なまったなぁ。
俺はズキズキと熱を持つ腹をさすりながら考えた。
それにしても俺は何故殴られたんだろう。
写真を撮ってから殴られたってことは……あれか、写真に何かトラウマがあるのか?
っまさか…!??
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