始まりの桜が咲いています。

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「うぉぉーーー!いきなり大きな声を出すなよ」 その男の人は驚きのあまり一歩後ろに下がった。 「ちょっと……もしかしてふざけた?」 「うん、マジでビビってたよな」 ニヤニヤしながら笑っている。 「うるさい、黙れ!誰だってビビるけん。航輝のバカ」 私にドッキリ?を仕掛けてきた男の人は、幼なじみの野球部の航輝だった。 「アハハ……マジで笑える」 まだ笑っている。 私の中のムカつきパラメータが急上昇している。
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