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「俺…たっちょん以外に あっちに彼女がおるんや…。」
「彼女!? 女か?」
「いや‥あっちのグループのまっすー…。」
「なんで彼女……Rが抱いてんのか?」
「ん…。」
「なんで…なんでなん。俺だけやないん…。」
たっちょんは 俯いて 唇を噛みしめとった。
「ごめ‥なさい‥。俺 あっちで1人で寂しかったんや‥それで‥。」
「まっすーだけ?他には?」
「たっちょ‥とまっす‥だけ。」
「抱いてるだけ?抱かれた?」
「抱くだけーそんなん‥たっちょんだけ‥。」
「わかった。まっすーと話させて。三人で話しよ。」
「ごめ‥なさい。嫌いにならんといて…。」
抱きしめた腕に力をこめた。
「そんなん俺にできるわけないやん。こんなに好きやのに。」
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