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常樹との事件が終わり、またいつものような日常。
いや、やはり後ろからシャーペンが刺さるのだが、まぁそれはおいといていつもどおりだ。
チクッ
…いや今のは間違い。
ザクッ!
「……なんだよ…」
「なんだとはごあいさつどうも。常樹です」
「電話じゃないだぜ?それに今授業中だから要件は手短に頼むよ」
「あら、アナタのような劣等生が授業態度をきにするの?」
「劣等生だからだ!」
学年最下位とトップの会話。まぁ教科担任はもうすでに気付いてるようだけれど。
「じゃあ常樹さん?ここ、どうなる?」
「an=n-x+1で範囲はn≧1です」
「………」
マジかよコイツ。今授業聞いてた?聞いてないよね?
「でね?アナタに話というのは…」
マジだコイツ。完璧な答えを授業を聞かずに導きだした末俺との痴話話しを続ける気だ。
「買い物に付き合ってほしいのよ」
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