雪輝イテ優等生ト

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誕生日いつ?という問いにたいして帰ってきた答えは 「は?知らないわよ、そんなの」 なるものだった。 しょうがないので、俺の身体の異常と昨日みたことを話した。詳しいことは全部ぶっ飛ばしといて話したうえで、どうやら長話しになりそうだ、という理由とあまり人に聞かれたい話ではない、という2つの理由で屋上にきた流れである。 風が常樹の綺麗な髪を撫でる。 若干眺めの髪はとてもサラサラしているようで、綺麗な緑を帯びている。 別にそれだけで惚れたりはしないし、そんなことも有り得ないのだけれど、そう思わざるを得ないほどだったのだ。 「明日がそうよ」 「あ?」 「あ?じゃないわよ。誕生日」 「あぁ悪い悪い。でも、いや、やはりと言うべきか」 「何よ?まるで私の誕生日を知っているような物言いね?」 「悪魔が念を押しに来たんだ、普通前日だろう」 それにしてもなんというかコイツは口調がキツくないか?敵意むき出しというか、やはり俺は下に見られているのだろうか?
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