~ 一杯の牛乳 ~

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この男の子の家はとても貧乏で、1日3食なんてもっての他。 1日2食食べられるか食べられないか分からない程でした。 ぐぅ~~ 昨日のお昼に食パン一切れを食べてから何も食べていなかったため、空腹の音が鳴る。 男の子は思わず手をお腹に当てた。 このままじゃ倒れてしまいそうだ……。 そう思った男の子は建ち列んでいる住宅を見て、 誰かから食べ物を恵んで貰おうと思いました。 キョロキョロと辺りを見回し、どこの家の人に恵んで貰おうか迷っています。 すると、男の子はある住宅に目が止まりました。
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