5人が本棚に入れています
本棚に追加
私は母とずっと一緒にいたい一心で、懸命に看病した。
……けれど駄目だった。
1ヶ月もたたないうちに天国へ旅立った。
取り残された気分だった。私も死にたいって考えた。でも、母の言葉通りに、母の望む通りにするしか無かった。
母が私の幸せを願って出した結論だから…。
母が死んだ3日後、母が残した遺書を読んだ。そこには、
「あなたを引き取ってくれる家族が見つかりました。そこで幸せになってください。」
と、あった。
.
最初のコメントを投稿しよう!